ホトトギス作業帳パン農ブログ  十足のわらじはこちら *リンク先、直しました*

2008年03月19日

あららの雨漏り

R0011424.jpg

DSC_4054.jpg

実はうちの屋根は茅葺きにトタンをかぶせたものなんですが、3年前の
台風でちょろっと飛んでしまい(写真上)、修復もほぼ不可能という事
で、応急処置でルーフィングを張っていました。これが去年の暮れから
少し破れ始めて直さないとな〜と思っていたのだけれど、ついに来てし
まいました、ぽたぽたと。

今日はほんとによく降って(まだ降ってるけど)、川の水もかなり上
がってきて、上の池も満杯、田んぼは代かきできそうなくらい水が溜
まっています。菜の花の芽も出てきていて、おぼれなければよいけれ
ど。菜の花農法の弱点は菜の花が湿害に弱いということもあるようなの
で。

せっかく耕したブルーベリー畑の通路もこれではまた雑草が根付いてし
まいそうだし、堆肥の上のブルーシートも穴があいているので心配で
す。べちょべちょになっていたのをやっとこ落ち葉とぬかを大量に混ぜ
込んでいい具合になってきていたのに。やっぱり屋根をつけないといか
んか...

パン屋の屋根もまだ雨樋が完成していなくて、横の長い部分しかついて
いないので、先っぽから滝になって流れ落ちています。庭の排水もいま
だに悪いままで、ぴちぴちちゃぷちゃぷ状態になっています。雨が降る
と直そう!と思うのだけれど、晴れるとすっきり忘れるのでいつまで
たっても改善しません。

とまあいろいろ隠れていた問題が噴出するのが雨の日なのですが、つい
に大敵、雨漏りがやってきました。晩ご飯の支度をしていたらちょうど
薪ストーブと食卓の真上にぽたぽた雨漏りしているのを発見。よくよく
見るとまわりじゅうべちゃべちゃ。あわててバケツにボールにボロタオ
ルにと引っ張り出して、薪ストーブも煙突からどかして、晩ご飯はまあ
無事に食べれたのですが、もう屋根が気になって落ち着かない。まさか
真っ暗闇のなか雨降るなか屋根に上がるわけにもいかず、トタンだけな
らいいのだけれど、下の藁葺き部分が心配で、ぬれてくると腐ったり虫
がでたりとどうなることやら分からない。しかも下から藁を追加して補
修することもできないので、もし腐って落ちてきたらそれっきり穴がで
きちゃうし...とにかく心配で落ち着かない。

ここ最近ルーフィングで補修してからはずーっと雨の日でも安心して過
ごすことができたのですが、台風直後のあの心配の日々を思い出しまし
た。ぽつぽつくるだけで、落ち着かない。不安になる。雨漏りがないか
家中見て回って、ちょっとでも漏れているところがあれば、雨が上がっ
てから屋根に上がって見回りしテープはったりあれこれやってみて、ま
た雨が降ったら効果があるかどうかまた見回り。漏れていたらまた晴れ
てから屋根に上がって...とこれを何度も繰り返して、なんとか雨樋
をつけるかどうかのところまで改善してきてたのだけど、やはりルー
フィングが破れていたまま見て見ぬふりをしていたのはまずかったよう
です。

一つ救いがあるとすれば、パン屋売り場用にルーフィングと両面ブチル
テープをすでに買ってきてたところなので、すぐに補修にかかれること
でしょうか。このさいだからいっそ全面ルーフィングで覆ってしまおう
かと思うくらいです。

まあ雨が上がってからの話ですが。

パンも焼かんといかんし。
posted by pototokitu at 22:23| 岡山 ☔| Comment(0) | 大工仕事の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
ファン