今年はミツバチの飼育も3群に増えて、花の数も多い山崎さんの田
んぼの近くにおいています。
いよいよハチの数も増えてきてそろそろハチミツがしぼれそうに
なってきました。
今月初めに到着したころの倍くらいにはなっているかな?
周りはもう田んぼの菜の花、レンゲ、山には桜に藤と花だらけで一
番いい季節です。
本当はもうちょっと早めにハチの数を増やせておければ、ハチミツ
も今頃はたくさんとれていたはずなのですが、少し出遅れたのでこ
れからです。今年もまた種蜂を注文しなければならなかったのです
が、なんとか冬を越せればもうちょっと早くからできるのだけれ
ど、これが結構難しい。
春はいいけれどまず夏の間が結構問題で、花の数が減るのでえさが
少なく、また暑すぎてハチもぐうたらになり、ますますえさが少な
くなり、数がちょっとずつ減ってゆきます。更には天敵であるスズ
メバチも8月にはいるとうようよしだし、ほとんど巣の外にでてく
ることがないくらいになります。そんなこんなで晩秋までつづき、
冬にはいる頃には数がだいぶ少なくなり、えさも少なくなり、春に
間に合わせるにはそれなりの管理が必要(つまりえさをやったりと
か)になるのですが、いつも時間がなかったり、蜜がとれるわけで
はないので、ちょっと興味が失せてしまってほったらかしになった
りして、冬が過ぎてから後悔するということになるのです。
今年は一応夏の間は遮光ネットみたいなもので日よけを作り、冬も
簡易ハウスをたてて保温しようかと考えているので、ひょっとした
ら来年の今頃はたくさんとれているかもしれません。えさの少ない
冬の間も、12月頃から春まで咲き続ける食用菜の花を大量に植え
る予定だし、巣箱の中もこまめにのぞいて、えさをやったり、いろ
いろ計画は立てているのですが、春先だけ調子のいいことを言うの
は昔のタイガースみたいなもので、結局夏にはほったらかし...
なんてことにならなければよいけれど。
ちなみにえさは基本的に砂糖水、それから卵が孵化してからの子に
やるための花粉が必要になります。砂糖は精製していないほうがよ
いらしいので、一応三温糖、花粉は市販のハチのえさを使います
が、花粉まじりのきなこみたいで結構食べられそうなおいしそうな
匂いがします。
下の写真は山崎さんが植えている菜種(自家用ですが油もしぼりま
す。今年は売れるほどとれるのかな?)
開花したころは長靴くらいの背丈だったのがぐんぐん大きくなって
きます。
これに加えて菜の花農法の菜の花が咲くのは5月いっぱいあり、6
月まで山の花も咲き続けるので結構期待できそうです。
朝市までにしぼれるかも。
販売用の瓶も買わないと〜
(値段は未定です)