ホトトギス作業帳パン農ブログ  十足のわらじはこちら *リンク先、直しました*

2008年04月27日

けむたいバウムクーヘン

そうです。バウムクーヘンは煙たかったのです。
おゆきの雪ぼーろんところで食べてきました。
なんてゆったっけ、パンと炎を楽しむ会か。初日行ってきました。

みんなでパン捏ねて、うどん捏ねて、バウムクーヘン焼いて、ピザ食べて、うどん食べて、パン食べて、バウムクーヘン食べて、食べてばっかりだな。楽しいひとときを過ごすことができました。今回はもう満員御礼だそうですが、これはまた次回もやるのでは?なかなか面白い企画です。

表題のバウムクーヘンは竹筒に生地をぬりながら炭火の上でくるくる回して作ります。で、生地がぼとぼとたれるので、それが焼けて煙たい。目がしばしばいって作るのですが、できあがりは、焼けムラがあって、厚さもムラがあって、実はそれがおいしかったりします。見かけもまさに切り株のよう。写真がないのがなんだけど。

作り方は...よく見てなかった(汗)
卵白と砂糖泡立てたのと、卵黄とバター混ぜたのを、混ぜてたかな?ま、つまりケーキのようなものですが。

パンとピザは石窯で。
パンはもちろんのこと、ピザがモーじゃなくてンメ〜〜〜!
超高温で焼くので、薄い生地が1分弱で焼けます。もうほとんど一瞬の出来事。こればっかりは石窯でないとできません。
さらにはなんちゃら牧場のチーズの差し入れがあったり、エライ当たりの日に行ってしまいました。ピザには石窯とチーズが重要。再確認しました。
それにしてもなあ、吉田牧場さん、チーズ食べたいけど2ヶ月も待てんちゅうの。
でもとりあえず今日はごちそうさまでした〜

パンはうちで作っている田舎パンと似ているシンプルなのをみんなでこねこね(すんごい大量の生地です)して、20個くらいを一度に焼きます。1.2mx1.2mの石窯で焼くと、さすがに沢山焼けるので、どかどかどかっと焼き上がったパンがでてくるところは圧巻です。うちのガス窯はたしか60x80cmなので、3倍でかい。さすが!

初日なのでちゃんとできるかドキドキもんだったみたいですが、ピザを焼くので温度を上げすぎた〜と言っていたけれどいい感じに焼けてました。いつもが25分のところが20分で焼けたということです。

気になるお味のほうは...プレーン、レーズン、クルミの3種類の焼きたてをスライスしてみんなでぱくぱく、もぐもぐ。

うわー!オイシー!ンメー!あちこちで歓声が。

クラストのぱりぱり感が最高です。レーズンのもクルミのもおいしい!温度が高くて底がちょっとこげたのも問題なし!十分許容範囲です。いやー、他人の作ったパンはおいしいんですね。

もちょっと詳しく書くと、うちの田舎パンと比べての感想としては、結構生地に甘みがあります。それもクラムの甘み。レーズン酵母の影響?かな?それから酸味がほとんどなく食べやすいです。うちのは冷蔵発酵なので、日によっては結構酸味がでて「玄人向き」の味になってしまいます。ちらっとホイロを覗いたところ、最終発酵も結構高めの温度。うちのは発酵温度も低いので、時間も長くかかり余計に「玄人っぽさ」が風味にあらわれます。ぱりぱりっとした食感と食べやすさ、素直に酵母の味を出ているというのは結構いいところをついているなと思います。

それから焼きムラがほとんどない!これは石窯の威力が十分に発揮できてると見えて、全体が均一に一気に焼けています。下が焦げたのは温度が高かったからでいつもはもっと均一のはず。うちで焼くときは結構焼きムラが気になっていたのですが、これは石窯でないと無理なのかなと思っていたところ、ガス窯で焼くときのヒントももらいました。なんでもパンを入れる前に目一杯熱くしておいて、パンをいれてからは再度火がつかないように余熱で焼くんだとか。言われてみて納得。その手があったか〜という感じです。

というわけでまあいろいろ楽しかったんですが。

カレーパンも食べたかった...

(営業は土曜日のみ。うちと一緒です(泣))
posted by pototokitu at 22:36| 岡山 | Comment(4) | 日常の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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