ホトトギス作業帳パン農ブログ  十足のわらじはこちら *リンク先、直しました*

2008年12月18日

薪割りとは

どうもまた最近あれこれとあわただしい日が多いですが、もう12月半ばとなり、本格的に寒くなるのもそろそろというわけで、調子の悪かったチェンソー修理しました。エンジンかからなくてすぐ止まってしまい全然使えてなかったのですが、キャブのパッキンが悪かったとかでウン千円ですみました。あと燃料は2サイクル用のだとオイルが足りないとかいろいろ教えてもらいました。近江さんありがとう!
そんなわけで早速パン屋の裏に積んである杉の丸太を切りまくってます。チェーンの目立てがちゃんとできてないので、結構力がいるし、ガスも食うし、おまけにまっすぐに切れずに斜めになってしまうしと問題もあるものの、やっぱり速いです。チェンソー。
周りの山の手入れというか間伐などもしないとかなり木が密集してきてるんですが、これからも今冬活躍してくれそうです。目立て練習しないとなあ。鎌とかナタとか研ぐのは得意ですが、どうもチェーンの目立てがいまいちなんで。
で、昨日今日とチェンソー作業、それから斧で薪割りと久しぶりの力仕事でちょっと気分転換できました。斧も昨年ちゃんと研いでおいたので、まだ大丈夫なようで、結構大きい丸太もパコーンとよく割れます。と言いたいところですが、斧があまり大きくないので、一回で割れないものも多くて、4,5回同じところをめがけて繰り返し斧をふって割ったりとあちこち筋肉痛になりそうな作業でした。
何度も薪割りを繰り返していくと、薪の大きさや乾燥具合、腐り具合(笑)でどれくらいの力を入れてよいか分かってきて、どの大きさの薪が一番快感度が高いかというのがつかめてきます。
具体的に言うと、目一杯振り下ろしてやっとぱこっと二つに割れる程度、これがよい大きさですね。半割にしたのも片手ではぎりぎり持てないくらいなので満足感があります。
次が目一杯振り下ろしてぱこーんと少し飛ぶくらいの小さめか、ぎりぎり割れるくらいの大きめ。飛ぶのは楽しいんですが、もう一度4つわりにしないといけない場合にとりに行くのが面倒です。大きい場合は割れてても少しつながってたりすると減点です。
これ以上小さい場合は、力を加減しないとかなり飛んでいってしまうので、力の入れ具合が難しいですが、うまくぱこんと両脇に落ちるくらいに割れた時はよいです。
で、大きい場合なんですが、というか一回で割れない場合ですが、薪の大きさが単に大きい場合と、節があって固い場合があって、これはもちろん大きさがあるほうが楽しいです。斧の刃の長さの4倍以上もあるようなのを何回かたたいて割るというのは、何か大きなことに挑戦しているような気分にさせてくれて満足感十分です。が、やっぱり手が痛くなるし、4つわり以下に小さく割らないといけないので減点。
ただ割った薪の見た目としては全体像は4つわりが一番きれいですが、これで大きすぎる直径のものも、割れた木目がきれいにでるのでその表面はよいですね。特に少し濡れていたような木の場合、水分が木目の中まで入っていてすこし光沢があり、なんとも言えない美しさがあります。水分のあるだけに重さがあるのも沢山仕事をした気分にさせてくれます。
逆にダメなのが腐りが入ってるやつで、でかいのでも簡単に割れます。それで軽い。ぼろぼろカスがこぼれる。
あとはまあ樹皮がぱらっと簡単にとれるかどうかでしょうか。きれいに一枚ぱらりととれるとこれがまた気持ちよいのですが、節があったりでとれなかったり、形が途中で切れてたりするといまいちの気分です。

とまあこんな感じで薪割りをするわけですが、なぜこんなことを書いているのか自分でもよく分かりませんです。今夜はちょっとお茶が濃かったかな。
posted by pototokitu at 22:08| 岡山 ☀| Comment(2) | 日常の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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