今までは去年の夏ごろまで近所の山崎さんの有機小豆を使っていて、それ以降はずっと北海道の無肥料無農薬えりも小豆であんこを作っていました。
あんこ作りもまあそれなりに手をかけていて、2回ゆでこぼしをしてザルにあげて水気を切ってから、大鍋に入れて粗製糖、塩、米飴を加えて木べらで強火で一気に練り上げるという方法で作っています。砂糖と塩の分量は自分好みの甘過ぎなくてコクがあってそのままでもパクパク食べれちゃうような配合。以前よりも少し塩を減らして砂糖も増えてます。
で、同じやり方でうちの小豆もあんにしました。今までの北海道小豆がとにかくホントにおいしかったので、味見がちょっとどきどきします。豆の種類も違うし、なにより自分とこで作った豆なので。ちなみに無肥料無農薬で育てました。
あんを作った感じも豆の粒が少し大きいのでなんとなく違います。一番違ったのが練りあがった時の色!今までは紫っぽかったのがもっと赤っぽいいかにも小豆色というような色になりました。
で、味のほうは...
ん?
できたてのあたたかいまま食べてみた第一印象はなんか雑味が多いような。えぐみとか渋みではなくて、豆の風味なのかな?
冷めてから食べてみたら雑味はそれほど気にならない。好意的に解釈すれば個性的な深い味わいがある。えりも小豆がすっきりしたガラスの引き戸とすれば、こっちは古くて重たい木の戸。豆でこうも違うのかとおもしろいです。ホントはあんの製法なんかも調節したりするんだろうけど...
なんにせよこれから数ヶ月はうちの小豆で作るのでよろしくです〜