今まではセルポットで苗を作ってから移植していたのですが、今年は忙しくて苗を作る暇がなかったので、種蒔き機のごんべえで直まき。これが調節が難しくて少し深すぎたらしくて発芽がおくれ、しかも畑の排水もあまりよくなくてべちゃべちゃになってしまったので初期の除草にもhはいれず、早くも草に負けそうになってきてます。
苗作りと移植の手間をとるか、それとも直まきと除草の手間か。
元休耕田で草の多いことを考慮すれば答えは言わずもがなだったのですが、どうやら完全に証明されてしまったようです。
といってもこの時点であきらめるわけにもいかず、かといって手で全部除草する時間もないので、トラクターの中央部分だけ爪をはずして、それで畝をまたいで除草してみることにしました。
一番真ん中の爪とその両脇の爪を外して、耕耘深さも浅くして、高速回転で草をかいていきます。
後ろを振り返って見るとちゃんとまんなかのエゴマは残っています。それでも草に埋もれてますが...とりあえずはこれでいけそう。
畝の終わりで曲がるときに苗を少し踏んづけてしまいますが、沢山植わってるからよいかとあきらめる。
最初は比較的排水のよいところなので調子よくいってたのですが、少しぬかるんでいるところにきたときに車体が傾いてしまい、ローターも沈んでそのまま横にずれていって...その列はエゴマも見事に除草。
次も結構気をつけていったつもりでもタイヤがとられると横にずれてしまいます。4WDだったらといつも思います。
それでもまあ苦戦しながらなんとかやっていたのですが、最後についにきてしまいました。トラクターといえば...ミツバチ。
最初は何か顔のまわりにぶんぶんいるなあと。どうも攻撃モードにいるようなので手で追い払います。顔に向かってくると予測しているので肌にさわったら素早くたたけるように神経をとぎすませます。トラクターのエンジン音で羽音が聞こえないのでたよりは視覚のみです。数十秒後、やれやれいなくなったかなと思い、ほっとして耕耘を再開したその時、頭に激痛が。あわてて手でばしばしたたきましたが、いやがりました。帽子の中に。
ベトナムとんがり帽子(と呼んでいるのですが帽子というか笠)をかぶっていたのですが、普通の帽子とちがって頭の上にのっかっているだけなので、隙間があります。これがいつもは涼しくてよいのですが、この隙間にどうもミツバチがはまってしまったようです。
あわててトラクターを止めて家のほうまで戻って、頭をばしゃばしゃ水で洗って、針をとってもらい、石けんつけてごしごしこすってから、髪の上からキンカンつけました。
少し痛がゆいもののたいしたことはなかったのでよかった。ハチの毒は人によって差があり、刺され続けるとアレルギー化して症状がひどくなると言われますが、少しだけならかえって体が慣れるので軽くなると言う人もいます。どちらにせよ刺された直後の対応が結構重要でした。自分の場合はかゆくなる体質なので、キンカンが効いてます。やれやれ。