ホトトギス作業帳パン農ブログ  十足のわらじはこちら *リンク先、直しました*

2008年09月09日

オリジナル田舎パンの復活

DSC_3699.jpg


いやー今朝は涼しかったですね。うちはなんと14度まで下がりまし
た。
おかげで虫が少ない!うれしいです。

さて新作パンの話をちょろっと出したのですが、田舎パンも復活します。
というと今まで田舎パンなかったみたいですが、夏の間はちょっと
レシピを変えたのをずっと作っていたのですが、これからまたオリ
ジナルもまた作ることにして、クルミ、イチジク、グリーンレーズ
ンカシューだけバージョン2でいくことにしました。

この田舎パン、見た目はオリジナルと比べてバージョン2のほ
うが全粒粉の割合が多くてもっと「田舎っぽい」雰囲気なのです
が、粉も天然酵母も同じなのに風味がぜんっぜん違います。簡単に
言うとオリジナルはクラストの甘みと酸味それからもちもち感が高
く、いかにも発酵してますという感じなのに比べて、バージョン
2は全粒粉の香ばしさと微妙な小麦の風味があって、酸味はそれほど
強くありません。

どっちがおいしいかと言われるとまあ好みなんですが、自分はオリ
ジナルのばりばりクラストと軽いもっちりクラム、砂糖が入ってる
んじゃないかと思わせるほどのカラメル化したクラストの甘み、そ
れからそれに包まれたふんわりしたくすんだ色で一見ただの白いパ
ンに見えるけれど実は衝撃的な深い風味を持つクラム、この対比が
やっぱり魅力的です。

特に焼きたては外と中の違いがより際だって感じられるのですが、
翌日以降になっても酸味が分散されてより風味が増すようにも思え
て違った味が楽しめます。トーストしないでじっくり噛みしめて食
べるとじわじわ味がでてきます。さらに数日たつと固くなってくる
のですが、薄くスライスしてトーストすればパリパリっとクラッ
カーに近いような感じで食べられるのがまたおいしい。

このオリジナル田舎パン、お手軽サイズだけ焼いていたんですが、
これから大きなフットボールサイズも作ることにしました。前は4
00g、大きいのが800gです。大きくなっていいことはです
ね、中の白いところが沢山味わえるということです。柔らかい白い
ところだけをちぎって食べるこの贅沢感はなんとも言えないものが
ありますが、大きいのではこういう食べ方も向いてますね。それか
らトーストでも、お皿サイズで豪快に食べられるし、一枚を更に半
分に切ってハムなどはさんでサンドイッチというのもいいし、分厚
くスライスするのもよいです。

しかしこう大きなパンを作ってしまうと、1200g、1600g
とさらに大きなものをとだんだん欲が(?)でてしまいます。浮き
輪サイズのリングとかね。いや、そのうちやりますよ。多分。生地
をオーブンに入れるのが大変そうですが。

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posted by pototokitu at 23:01| 岡山 | Comment(0) | ホトトギスのパンの紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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