井原豊著の痛快イネつくりと痛快ムギつくり、それからおもしろそうだからついでに買ってみた同じ著者の家庭菜園ビックリ教室、それから除草剤を使わないイネつくり。
どれもいろんなアイディアがあって、参考になる。書いてあることを読み返すとその奥底にある原理が見えてきます。そしてだんだん具体的な方向が見えてくる。
根底にあるのが、
1)持続的な農業をめざす
2)お金は必要ないところにはかけない(資材や機械)
3)作業は楽しく
そして
4)おいしい作物を
5)効率よく作る(労働、面積、費用あたりの収量で)
で、これをどう実現するかが問題で、それにはやっぱりどうやって作物はできるのかという原理を理解しないとダメなんだということでしょうか。まあパンも同じで、どこをどうすればパンのこういう特性が変わるということを理解せずにあれこれやってみても、行き当たりばったりで結局それなりのものしかできないわけです(といいつつよく行き当たりばったりになっちゃってますが)。
で、具体的には、緑肥や雑草を使って土作り、肥料は安い鶏糞をメインにして、自家製発酵液肥、米ぬか、マグネシウム肥料。これに硫安か尿素を併用するかどうか検討中。
草取りでも耕耘でも、やってて楽しい作業は楽しくやる。でも省力の裏技があればやってみる。
機械や道具は手より優れる場合にはできればやる。手でできることは手でやる。
おいしい作物、今までの少ない経験からいえば、マグネシウム肥料は効果あり、米ぬかもありです。米ぬかで作ったスイカがうまかった〜
あとお魚系の肥料はおいしくなる気がするけど高いのが...コッコさん系だけでいい気がしてます。
田んぼもできるだけ省力で、緑肥をうまく利用して肥と草抑えの両方に使う、追肥はめんどうなのでやりたくないけど、見るだけでおいしいお米になる天日干しは実は乾燥作業の期間をずらせるので合理的、って感じでしょうか。今年はどうなるかな〜