ホトトギス作業帳パン農ブログ  十足のわらじはこちら *リンク先、直しました*

2009年05月27日

はちみつラスク

だいぶ前におやつの包装の話を書いたことがあったかと思いますが、はちみつラスクの包装がついにグレードアップしました。
ガス袋に6枚いれて脱酸素剤いれてシールする。これだけなんですが、日持ちもするし、袋もあけやすいし、破れにくい。いいことずくめです。ちょっと値が上がりますが...
なんで日持ちがするようになるのかというのを説明しますと、ラスクははちみつとバターと砂糖が入ってまして、このうちのバターの油分、これが空気(中の酸素)にふれて時間がたつと酸化してしまっておいしくなくなってしまいます。これを防ぐために、ガス袋の中に脱酸素剤をいれると、こいつが袋の中の酸素を吸収してしまうので、お菓子が入ってる袋の中は無酸素状態になるというわけです。
同じ原理で、ブラウニーもこうやって包装すれば酸化をふせいでカビなどの発生もふせげるので冷蔵庫にいれなくても日持ちがするようになります。ただブラウニーの場合は夏場は常温でおいておくとバター分がとけてべとべとになってしまいますが...
あとはかっこいいラベルをデザインすればラスク屋さんになれそうです。こういうことは夜にするしかないんですが...今日も眠い。
posted by pototokitu at 22:12| 岡山 ☔| Comment(0) | パン屋の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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