どこもかしこも人だらけ。歩いても前が見てない状態。うどんやなどは大行列。パンもかなーりの量を持っていったはずなのに8時過ぎくらいには完売になってしまい(普通は9時近くまで数種類はぽろぽろ残ってます)が、かといってすぐに帰れるわけでもなく、遅れてやってくる常連さんたちにごめんなさーいとなってしまう状態。
そんなわけで眠気と疲れもあり、まったりと過ごしていたら、その若者はやって来ました。
どうやら話を聞いていると、アトリエSORAというところの人で、岡山を中心に九州や四国でも展開中の新築やリフォームなどの設計屋で、ここのパンがおいしいと聞いていたのに売り切れてて残念で、それから自分たちがデザインした家でカフェなんかをやったり、キムタクのお母さん(だったか?)とイベントを開いたりしていて、手にはなにやらチラシがあり、次の土曜日になんとかとかんとかという2人の人がそのSORAの家で講演会らしきものをして、その時にいっぱい人が集まるらしくて、そこでお茶をだしてパンも出したいなと。
話を理解するまでにちょっと時間がかかりましたが、どうやら土曜日にパンを持ってその家まで来てくれないかなと。そういうことでした。
で、さらになにやら表町の裏のオランダ通りにギャラリーを借りて展示をしているところなので、そこにきて話をしましょうと。「辰巳渚×井内清志「家はこんなに変えられる」」とかかれたチラシが...
朝市の片付けを終わり、ギャラリーにいってみると壁一面にずらーっと建物の写真があります。。この家ですと言われて見てみると、なにやら不思議な空間が。木の床、白い壁。やけに開放的。カタカナのロの字の建物ですよ。衝撃。気がついたら家の話をしていました。パンを持っていく話のはずだったのですが...
一見奇抜なデザインでありながら、なにか心地よく違和感がない。シンプルで無駄なものがないため洗練された印象をあたえるのに、贅沢さがまったくなく、敷居が低い。あえて言えば庶民的。
ちょっと感動しました。
ほんの短い間にこれほどのつながりを感じることは、そうないことです。
こんな本ももらってしまいました。
というわけで土曜日は子供連れてパン持って行って来る予定です。お話の内容は家の収納に関することだとか?なんか助かりそう。
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