早く刈った理由は、熟れると脱粒が多いから。
世界一おいしい朝日米の弱点は、収穫するときに籾が勝手に稲から落ちてしまう。
刈るときにまず落ちる。地面から束を持ち上げると落ちる。下ろすと落ちる。はさがけの竹に当たると落ちる。風が吹くと落ちる
...いったい何割ぐらい落ちてなくなるんだという感じなのです。
今まではよく熟れたほうがおいしいのかと思っていたけれど、よくよく考えると刈ってからも天日干しの場合はまだ稲藁にくっついているのでそこから熟れていくはず。最後は根っこからよりも葉っぱから籾に養分が流れていくと聞きました。2週間くらい藁が茶色くなるまでぶらさげておくので、その間においしくなるはず。
というわけで脱粒少なめの稲刈り(ヒエ刈もかなりあったけれど)、ひとまずは成功。