楽々なのですが、これだけ一気に気温が変わるといろいろ支障もでてく
るわけで。
残りご飯も冷蔵庫にしまわなければならず、漬け物バケツに入っている
たくあんもそろそろあげなければならず、早朝の畑仕事でも虫が邪魔に
なったり、雑草が急に増えてきたり、ほうれんそうが固くなってきたり
するほかに、パンへの影響というのも実はかなりあるわけです。
温度管理はパンの仕込みには非常に重要で、例えば田舎パンならこねあ
げ温度が24度。今までは気温が14度で粉の温度が10度として、水
温33度と計算していたのが、今週は気温17度の粉温14度で水温2
7度になりました。ところが、ベーグルのときうっかりして今までどお
りの温度でやってしまい、しかもベンチタイムの時にはもっと気温も上
がっていて、えらくふんわりした大きなベーグルができあがってしまい
ました。
これはこれでまたおいしいし見かけは立派なのですが、目標としている
ベーグルは発酵が十分だけど中がつまっていて気泡が小さく少し固めと
いうもので、冬場はベンチタイムの時に冷えてしまうのでゆっくり30
分とっていても絶対過発酵はありえなかったのだけど...
他にも成形の時に手間取ったり、パンチが不十分で気泡が残ったり、気
温が上がってくるといろいろ難しくなってくるので、急にあったかく
なっていい練習になりそうです。
本当は工房全体で24度の部屋、10度の部屋とかで区切って使えたら
文句なしなんだけどなあ。
夢のまた夢。
電気代を気にしなければエアコンがんがん使えば済む話だけど。
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