世にブログというものが出回ってどれくらいになるでしょうか。
昔はネットで情報発信というと自分でエディタにタグをうってFTPソフトでアップロードして、というものだったのが、誰でも手軽に気軽にって感じでネットといえばブログ〜となったんですが、数年使ってみて思ったのは、実はこのブログってシステムかなり使いにくいってこと。
日々の雑感なんかをだらだら書くにはよいけれど、それ以上になにか体系的なものを書こうとすると更新した日付から順番で並んでいるだけなので、すんごく読みにくくなるのです。
例えばパンの紹介なんかもそうです。田舎パン、ベーグル、と続けて書いていって、それをまとめて読むことができない。続きを書こうと思っても書いた自分ですらなにがどこかよく分からない。検索してみても順序がテキトーになって結果が表示されるので読みづらい。
野菜やなんかの栽培でもそうです。去年の小豆の栽培に関することが読みたいな〜と思っても探すのがややこしい。
つまり一度書いたら検索して探せるもの以外は、順繰りにページをめくってすべて読むしか昔の記事を読む方法がないのです。だから情報として書き残しておく価値があるようなものを書くには向いてないのです。
(例:歴史に関する雑文のサイト
http://kn2006.blog66.fc2.com/ 面白いんだけど、めちゃめちゃ読みにくいです)
仮に検索でなにかの記事にたどりついたとして、次の日付に違うことが書いてあったらもうアウトです。そのブログはもう無関係のことしかないので用なしです。これって非常にもったいない。いっぱり有意義な(そう思いたい)ことを書きたいのに。
そんなことに気づいたので(というか前から気づいてはいたけど)だんだん更新する気がなくなっていきました。
だってブログに書くのに向いていることって、時事関連か日記とか作業ログみたいなものだけでしょう。パンについてのうんちくなんてあっというまに古い記事に埋もれてしまう。だからいい加減になっちゃう。
とはいっても気晴らしで書くだけ書きっぱなし、ってのはいいんだけどよくよく考えると本人は書きっぱなしのつもりでも、検索すれば古い記事も世界中どこでも誰でも読めちゃうのです。これがちょっと気持ち悪い。下手なこと書けないです。だから匿名で書くんでしょうけど。
そういうわけでホームページを改めて作ろうかなと思っているところです。パン焼きも再開するからもうちょっと分かりやすくお店情報もだしたほうがいいし。
さていつになることでしょうか。
posted by pototokitu at 00:27| 岡山 |
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